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『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』(ファイアーエムブレム しん・あんこくりゅうとひかりのけん)は2008年8月7日発売のニンテンドーDS用ソフト。任天堂から発売されたシミュレーションロールプレイングゲームシリーズであるファイアーエムブレムシリーズ第11作目である。 なお、本項では必要に応じて『暗黒竜と光の剣』『新・暗黒竜と光の剣』をそれぞれ『暗黒竜』『新・暗黒竜』と略記する。 == 概要 == シリーズ第1作目である『暗黒竜と光の剣』のリメイク作品。2007年10月11日に開催された「任天堂カンファレンス 2007, 秋」で発表された。 1994年にスーパーファミコンで発売され、『暗黒竜』のリメイクが収録されていた『ファイアーエムブレム 紋章の謎』(以下『紋章の謎』)では削除されていたキャラクターやステージが復活しているほか、三すくみなどの近作で導入されている要素が取り入れられ、新キャラクター、新アイテム、新マップといった要素も追加されている。また、本作の新要素として、生存しているユニット数が一定数以下の場合に出現するユニットや外伝マップなども存在している。 ディレクター・翻案に『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』(以下『蒼炎の軌跡』)と同様にインテリジェントシステムズ(以下、IS)の堀川将之〔Nintendo DREAM 2008年10月号〕、プロデューサーに成広通と任天堂の山上仁志、ミュージックディレクターに辻横由佳が参加。グラフィックは外注会社Alvion〔Alvion は『紋章の謎』や『聖戦の系譜』のグラフィックに携わった乃一文香が起こした会社。リンク参考 。〕が担当。 イメージイラストに士郎正宗〔Nintendo DREAM 2008年10月号 「ALL ABOUT ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣」開発者インタビューより。〕を起用。デザインは一部のキャラクターを除き、『紋章の謎』に近いタイプにリファインされている。戦闘アニメの際に用いられるキャラクターは3Dに近いモデリングになっている。 ニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応しており、マップ対戦や、Wi-Fiでしか手に入らないレンタルユニットやオンラインショップがある。 当初は『紋章の謎』の制作、収録も考案されていたが、任天堂との話し合いで『暗黒竜』のみのリメイクとなった〔Nintendo DREAM 2008年10月号 「ALL ABOUT ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣」開発者インタビューより。〕。成広は「『新・暗黒竜』はFCを知らない人達に、このシリーズの楽しさを知ってもらう為のリメイクではなくリニューアルで、要素、内容的にも新作に仕上がっている」「1人のユニットも失わずにクリアするパーフェクトプレイではなく、失う美学もこのゲームで体験して欲しい」と述べている〔社長が訊くリンク集 - 桜井政博さんが訊く『ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣』 第2回「リニューアルされた『暗黒竜と光の剣』」 〕〔 社長が訊くリンク集 - 桜井政博さんが訊く『ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣』 第3回「ジャンケンのようなシステム」 〕。 『ファミ通』2008年8月15日号、新作クロスレビューにおいて34点を獲得。ゴールド殿堂入りを果たす。ユーザーの意見として、『ファミ通』2008年10月31日号の読者レビューにおいて「ゲームが進むたびにドラマがある」などの評価を得ている。一方で『ゲーマガ』2008年11月号の「新作ゲームソフト 満足度ランキング」では、6.2点と振るわず、さらに読者のレビューも「『暗黒竜』と『紋章の謎』を遊んでいるが色々納得がいかない。外伝の条件を知って売りました」という投稿が掲載され、賛否の分かれた作品となっている。 初回における出荷本数は14万5000本であった〔メディアクリエイト全国ランキング、2008年8月4日 - 2008年8月10日より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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